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【損傷判断~鈑金作業】塑性変形と弾性変形とは?

BRMレガシィ鈑金塗装

鈑金修理でお預かりのスバル BRMレガシィ。

簡単に修理の流れをご紹介です。

上の画像はゲートパネルの付属品を分解したところです。

裏からヘコミを修理するためにアクセスしやすくする理由もありますがなぜ鈑金するのにここまで分解する必要があるのか?

それは後半で・・・

修理するヘコミ

へこみ損傷判断
鈑金方法をイメージして作業にとりかかります。

基本的に鈑金修正は弾性変形と塑性変形を見極めるのが大事になりますがこちらのヘコミは、ほぼ塑性変形です。

Vの字にヘコミができていてます。

Vの損傷が鋭く深ければ深いほど鉄板に伸びが発生します。

この鉄板の伸びが厄介なのです(汗)

修理の難易度が上がると言う事になります・・・

 

ドア裏も確認します

リヤゲートエッジ部分の折れ
こんな感じでエッジ部分も折れています。

表側の鈑金修理と裏側の鈑金修理をすることになりますので表と裏も塗装することになります。

 

弾性変形(だんせいへんけい)の意味

弾性変形 だんせいへんけい elastic deformation力を受けている固体に生じた変形が,力を除いてもとに戻るとき,この変形を弾性変形という。弾性限度より小さい力を受けている物体の変形のことである。鋼のように力を除くとすぐもとに戻る変形を理想弾性変形というが,たいていの物体では変形がもとに戻るのにある程度の時間を要する。

例えば空き缶を指で持ってパコッ!っと凹ませてパコッ!っと元に戻した経験御座いませんか?

その戻りが弾性変形です。(高い箇所をつまむと低い箇所がパコッっと出る)

残念ながら上の画像のヘコミは空き缶のように裏から押し上げても高い箇所を落としてもパコッ!っと元には戻りません。

 

塑性変形(そせいへんけい)の意味

塑性変形 そせいへんけい 物体に外力を加えて変形させ、その後、外力を取り去っても残る変形。外力の大きさが弾性限界を超えた場合に生じる。

また空き缶で例えますと指の力が強すぎてパコッ!っと凹みが戻らない箇所が発生する経験御座いませんか?

その箇所は塑性している事になりますの塑性変形となります。

 

修理後のヘコミ

鋭利なへこみを鈑金した画像
話は戻しまして鈑金修理した画像がこちらです。

様々なテクニックを使ってできるだけヘコんだ鉄板を元の形に復元させます。

この後にむき出しの鉄板の上にエポキシプライマー(防錆のため)を塗布してそれから鈑金でナラしきれなかった微妙なヘコミをパテを使い元の形に復元させていきます。

 

塗装作業

レガシィバックドア塗装
塗装が完了!

付属品の分解作業は塗装する時にマスキングの見切り線を付けなくするためや部品が付いているとその隙間がザラザラになったり砂埃などが塗装膜に付着したりであまり良い事はありません。

後々際からペリペリと塗膜が剥がれるトラブルも発生しやすくなります。

塗装の仕上がりに拘るのであれば付属品の脱着をオススメしています。

修理方法で価格を抑えるには脱着無しの方法も御座いますのでメリットデメリットを知ったうえでの修理をオススメします。

 

まとめ

今回は鈑金~塗装の画像しかUPしてませんが、この間にも沢山の工程があります。

僕達は当たり前に慣れていますが確かに気を使うし沢山の工程のオンパレードですね・・・
覚える事も山程ありますし事故や故意でぶつけた損傷は多種多様と2つと同じ損傷がありません(汗)

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