車のマスキングに使う便利で溶剤や水を通さないマスカーのご紹介です。
僕も昔はマスカーの代わりに新聞紙を使っていました。
確かに新聞紙だと材料代はかかりません。
ただし新聞紙だと塗料が浸透する、新聞紙にテープを貼る必要がある、マスカーと比較するとこのようなデメリットが生じます。
それを踏まえよく考えてみると最終的にマスカーでマスキングしたほうが新聞紙に比べトラブルも無く、時間短縮にも繋がり、結果的に利益率が良いことに気が付きました。
それでは僕が長年愛用している三共理化学フジマスカーバリアについて見ていきましょう!
マスカーは2種類ある
フジマスカー紙(クラフト紙)
フロントフェンダー、ドアなどの隙間養生テープ。
和紙テープ付きクラフト紙。耐熱アクリルテープを使用しているので糊残りがなく、ペーパーのケバ立ちも出ず塗装の仕上りも良くなります。
こちらのタイプはクラフト紙なので塗料が浸透する恐れがあります。
ドア裏などのミストに対するマスカーとして使うなら最適です。
下記でご紹介するフジマスカーバリアに比べ価格が安いのがメリットです。
フジマスカーバリア(ラミネート含侵加工)
特殊コーティングされた、柔軟性の有るマスカー。
溶剤や水を通さないので二重貼りの必要もなく、水研ぎ作業にも使用可。ペーパーのケバ立ちも出ず塗装の仕上りも良くなります。
耐熱アクリルテープを使用しているので糊残りがありません。
こちらが僕が愛用しているフジマスカーバリアです。
語尾にバリアが付きます。
文字のごとく塗料や水を通さないので塗装のマスキング作業で使っています。
使い方は塗装するキワをフジマスカーバリアでマスキング。
ミストが飛散するその周りは幅の広いビニールを使っています。
【動画】フジマスカーバリアを使ったマスキング
▲Y'sボディーYouTubeチャンネルです。
マスキング作業を動画にしています。
マスキングフィルムも使っています
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車をすっぽりと覆うことが出来るマスキングフィルムも便利です。
▲詳しくはこちらの記事でご紹介してます。
マスカーのサイズは小・中・大の三種類
サイズ | テープ | フィルム | ケース入数 |
150mm×25m | 耐熱アクリルテープ | ラミネート含侵加工 | 40本 |
290mm×25m | 20本 | ||
550mm×25m | 20本 |
▲三共理化学 フジマスカー バリア 150mm×25m 40本入(小サイズ)
▲三共理化学 フジマスカー バリア 290mm×25m 20本入(中サイズ)
▲三共理化学 フジマスカー バリア 550mm×25m 20本入(大サイズ)
※二重織りのため通常は290mmサイズ。広げた場合のサイズが550mm
マスカーカッター
▲マスカーチョッキン 150mm用(小サイズ対応)
▲アルミハンドカッター 300mm用(中・大サイズ対応)
まとめ
冒頭でもお伝えしたとおり新聞紙からマスカーにしたほうがトラブルが無く、作業時間短縮になりました。
ポイントは新聞紙よりもマスカーの方が材料費はかかるが結果的に塗料の浸透によるトラブルを防ぎ、仕事のスピードが上がることにより利益率が上がるということです。
時間はお金では変えません。
ただしマスカーを使えば時間短縮にはなります。
考え方次第でまだまだ仕事の改善方法は有るはずです。
そんな事を自分に言い聞かせ日々研究しております。
参考になれば幸いです☺