今回のテーマは一般の人には意外と知られていない「鈑金塗装店がどこから仕事をもらっているか?」
そんなテーマでお届けいたします。
実は鈑金塗装店が仕事を受注するのにはこちらの2つのパターンがあります。
直需と下請け
これらのメリット・デメリットをお伝えする他にデメリットの改善店も書いてみました。
それでは9月号のスタートです!
鈑金塗装店に入ってくる仕事のパターン
- お店がある近所の人
- 人の紹介
- ホームページを見て
- カーディーラー
- 整備工場
- 中古車販売店
- 損害保険会社
- レンタカーなど車を多く所有している会社
ザッとですがこれらが鈑金塗装店に仕事が入ってくるパターンです。
さて!ここから2つの属性に分けて説明をしていきます。
直接の受注
まずは直接鈑金塗装店にお客様がご来店するケースです。
- お店がある近所の人
- 人の紹介
- ホームページを見て
このように直接お客様がご来店することを「直需」と呼びます。
【直需(ちょくじゅ)とは?】
直接ユーザーと取引すること、またはその市場。
末端商品の業界でいう「直売」に当たる。
「 メーカー直需」といえば、メーカーとユーザー同士の直接取引で、他の流通は介在しない。
「 代理店直需」といえば、代理店が卸商を通さずにユーザーと直に取引すること。
それでは直需のメリット・デメリットを見ていきましょう。
※メリットは鈑金塗装店側の意見となりデメリットはお客様が感じる意見となります。
直需のメリット
- 直接お客様のご希望をお聞きできる
- 色々な修理のご提案ができる
- 正確な見積りや納期がお伝えできる
直需のデメリット
- 知らないお店には入りにくい
- はじめての場合は不安
- 見積りを出してもらった後に断りにくい
デメリットの改善方法
当店の場合これらのデメリットはホームページを作り改善を行いました。
主にお客様の知りたい情報を掲載し工場のミエルカ、そして見積り後も気軽にお断りOKです♪とも明記してあります。
※ただしホームページを見てもらえない場合はデメリットは改善されません。
下請けの受注
続きまして下請けの場合。
- カーディーラー
- 整備工場
- 中古車販売店
- 損害保険会社
- レンタカーなど車を多く所有している会社
これらは下請けとして鈑金塗装店へ仕事が入ってきます。
下請(したうけ)けとは?】
ある人や会社などの引き受けた仕事を,さらに別のものが引き受けてやること。
また,それをするもの。下請け負い。下仕事。又請(またうけ)。
「 -に出す」 「大企業の仕事を-する」 → 元請け
各会社さんがきちんとした受付や窓口を持っていると鈑金塗装もお願いされるケースがほとんどです。
車を買ったお店や馴染みの担当者さんがいるところに持っていったほうが安心ですよね?
それでは下請けのメリット・デメリットを見ていきましょう。
※下請けなので主に鈑金塗装店側の意見になります。
下請けのメリット
- 沢山仕事を持っている会社さんから仕事が受注できると経営が安定する
- 元請け会社と信頼関係を築けると受注の窓口が広がる
- こちらから外注としても気軽に仕事を出せる(相談できる)
下請けのデメリット
- 突然仕事が来なくなる場合がある
- お客様の顔が見えない
- もっとベストな修理方法があったのかもしれないと考えてしまう
デメリットの改善方法
これは元請け会社さんとのお付き合いが上手く出来ているかがポイントになります。
中には理不尽な会社さんもあるので注意が必要です。
当店ではお客様が1番に知りたいお見積りに関しては直ぐに元請け様へ提示してます。
他にも担当者さんと詳しい打ち合わせも可能です。
担当者さんがお客様からお聞きした一言一言を尊重できるように努力もおこたりません。
また元請け様が自信を持ってお客様へ納車できるように仕上がりにも気をつけています。
※win-win-winになるように三方良し目指してます!
まとめ
ですから直接ご来店いただけるケースはほとんどございません。
あるとすれば近所の方のみです。
そしてお店によっては直需がメインや下請けメインのところなど各店舗色々な集客方法で運営を行っています。
現在当店は直需よりも下請けのほうが多いですがホームページからのお問い合わせも急上昇中です。
とにかくお客様に喜んでもらえることも大事ですが元請け様に対しても喜んでもらえることも超重要です。
先程も書いた通り直需であればwin-winを!
下請けであれば三方良し目指してます!