こちらもお預かり中のBL9 SUBARU LEGACY。
各部修理のご依頼です。
この度は当店を選んで頂きましてありがとう御座いました。
脱着分解
先ずはフロントバンパーを取り外し。
※脱着時にバンパーが干渉しやすい部位にはキズ防止テープを貼り対象物にキズを付けないよう保護します。青いテープがキズ防止テープ。
カーボンリップスポイラーのクリヤー塗装をします
取り外し後、バンパースタンドに乗せます。
フロントバンパー下のカーボンリップスポイラー。
カーボンパーツ特有の表面の経年劣化です。
ご覧のように艶が引けています。
ガリ傷や細かなキズを研磨してクリヤー塗装前の下地処理をします。
塗装準備
下地処理を終えたら塗装スタンドに設置。
こういったカーボンパーツは塗装が非常にハジキやすいので念入りに脱脂清掃をします。
ハジキが出るとプツプツとピンホールができます。
カーボンパーツはピンホールが出来る前提でクリヤー塗装をします。
ですので今回は2回に分けての塗装になります。
自動車補修用スプレーガン
塗装するときの道具の1つのスプレーガン
各メーカー色々な性能やデザイン性を持ちあわています。
沢山ありますが当店は各用途別に使い分けています。
クリヤー塗装完了
2回のクリヤー塗装を終えた所の画像です。
クリヤー塗装により透明感や肌の質感に深みがでます。
見た目も劣化していた物とは違い高級感!?がでます。
塗りたては綺麗です!
この後またしっかり塗膜を乾燥させてサッ!とポリッシュ(磨き)
装着イメージ
ポリッシュ後にカーボンリップスポイラーをパンパーへ組み付け、そして組み上がったバンパーを車体へ慎重に取付けます。
気になっていた左コーナー部分のガリ傷もほぼ目立たなくなりました。
高品質クリヤーを塗装してますのでカーボン目の美しさが際立つようになりました(喜)
先ずはご依頼のカーボンリップスポイラーのクリヤー塗装は完了!
↓こちらの記事でもカーボンリップの塗装を紹介しています↓
-
千曲市の車修理工場です!パーツ持込OK!カーボンリップスポイラーにクリヤー塗装
社外品のカーボンパーツを購入したが表面の状態が悪い、何かよい方法は無いの? またはカーボンパーツの表面がくすんだり、塗装が劣化してきた! そう言った場合には表面を処理してその上にクリヤー塗装をしてやる ...
続きを見る
続きまして・・・
デントリペア
赤丸の箇所にキズが付いたエクボがあります。
こちらをデントツールと言う工具を使い直していきます。
※今回はキズが付いるので塗装をする前提でのリペアになります。
デントツールって?
こちらがデントツール。
簡単に言うとこのツールの先端で裏からヘコミを押し出して直していきます。
とても難しい技術ですので先日ご紹介したコーティング専門店のようにデントリペア専門店もあります。
僕みたいに色々手がけていると今現在、難易度の高いヘコミは直せません。
ようするに餅は餅屋です。
エクボやドアパンチでのヘコミなどで困った時は、あたなの地域のデントリペア専門店さんがきっと解決してくれるはずです♪
あっ!わたくしがお役に立てるようでしたら是非是非・・・
デントリペア後
若干仕上がりがアマいです。
プロが見ればどこが高いか低いか一目瞭然だと思います。
アマさの訳はこの後キズを研磨してサフェーサーで下地をつくるからです。
キズの深さを想定して若干高めにリペアしておいたほうが研磨時に地金がでないで下地がつくれるのでそう言った計算も必要となってきます。
※当店はエクボ位のヘコミはパテを使う必要はありません。
(たまに例外もありますので誤解なさらず)
PS:最近デジタル一眼レフのピントが合わなくなってました(汗)上の画像もピントがアマめです(汗)
下地処理後
ヘコミキズを研磨、そしてサフェーサーを塗装。
乾燥させてサフェーサーを研磨⇒塗装するドアパネルを足付け処理した所です。
そして今日は塗装作業です。
その他ご依頼頂いておりますトランクのリップスポイラーとリヤバンパーの塗装も同時進行です。
つづきもあります!
↓こちらの関連記事で続きの作業~完成までご覧いただけます↓
-
スバル BL9 レガシィ各部の修理が完成!
▼こちらの記事の続きです お預かりのLEGACY修理完了です。 塗装作業の画像があるので見てみましょう♪ マスキング 下処理を終えたドアパネルを塗装するのでドアパネル以外に塗料が付着しないようにマスキ ...
続きを見る