自動車板金システムのソフトウェア開発・車体修理関連書籍を出版発行してますプロトリオスさんから発売されている専門書です。
業界の方でしたら月刊ボディーショップレポートをご存知かと思います。
今回は板金塗装の工程ごとにわかりやすく図解を使い説明をしているこちらの【徹底図解シリーズ】
オールカラーで画像が多く各設備・各工場ごとに作業風景などが掲載されています。
使う道具や設備や材料がちがうので自分とは違う視点で考え方を学べます。
- えっ!こんなやり方あったの?
- へ~コレ便利!
- これは当店ではNGかな!?
作業者によってやり方はいろいろなので自分なりに気づきを得れるはず!
徹底図解 丸ごとぜんぶ 車体の固定
事故や衝突で車体フレーム等が大きな損傷を受けた時に使う設備がフレーム修正機です。
フレーム修正は大きな力で損傷部の引き作業をするので車体を固定するのが必須になります。
フレーム修正機の種類は多く、床式フレーム修正機やジグ式フレーム修正機がありメーカーも国産メーカー~海外メーカーまで幅広いです。
各メーカーの修正機の固定のやり方や各工場の固定のやり方などが紹介されています。
また固定の考え方も掲載されてます。
徹底図解 丸ごとぜんぶ 引き出し板金
上記は車体のフレームですがこちらは車体の外板パネル(ボンネット・フェンダー・ドア他)の板金です。
外板パネルの板金はいろいろなアイディアや道具を使った修理のオンパレード。
本当に作業者や工場によって違います。
最近の外板パネルは昔の軟鋼板とは違います。
何か攻略法のヒントが載っているかもしれません!
徹底図解 丸ごとぜんぶ 調色
板金作業を終えると塗装作業になります。
その中でも最も難しとされている調色(ちょうしょく)作業です。
車の色は塗装屋さんが各色を調合して作ります。
これが難しい・・・
塗料メーカーのマニュアルをベースに考え最後は作業者の主観になります。
メーカーのやり方、工場のやり方が載ってます。
また最近主流の測色機を使った調色作業も数多く紹介されています。
徹底図解丸 ごとぜんぶ マスキング
車の色を作ったら塗るヶ所以外をマスキングします。
こちらも使う材料、やり方は様々です。
徹底図解 丸ごとぜんぶ 吹き付け塗装
マスキング作業の次は塗装です!
調色した色をスプレーガンに入れ一発勝負の塗装!
水性塗料から溶剤塗料までこちらもいろいろな工場のやり方をご紹介しています。
以上【徹底図解丸ごとぜんぶシリーズ】は5作品となります。
まとめ
職人仕事は独学や独自性が強く作業者によってクセがあります。
他人の技術を否定するのではなく自分とは違うやり方を学ぶことで今後に役立ちます。
あなに合った情報を見つけましょう!