自動車修理では塗装工程の前にマスキング作業があります。
お店によってやり方は色々ですが時間短縮や材料代節約に役に立つこちらの商品。
車両をすっぽりと覆(おお)う事が出来るマスキングフィルムのご紹介です!
使い方(ノウハウ)も説明しています。
PROMO TECH ボディーマスキングフィルム BMF-CL 5M×120M
【商品説明】
- 幅5m
- 長さ120m
表面コロナ処理加工により、 オーバースプレーの塗料の付着性を高め、 乾いた塗料ミストの飛散を少なくし 補修塗装面への悪影響を防止します。
こちらの長い箱のなかにロール式のマスキングフィルムが入っています。
ミシン目になっている箇所を切り取りその中からビニールを引っ張りだし使用します。
(折り重なっているので広げて使います)
【注意書き】
- 水や湿気によるシミにはご注意ください。
- 養生以外ではご使用しないでください。
- 開封時はカッター等の刃物を使うと中のフィルムを傷つける恐れがあります。
※軽自動車~軽ワンボックス車~普通車まで対応
【ワイドサイズ】 PROMO TECH ボディマスキングフィルム BMF6.0仕様
PROMO TECH ボディマスキングフィルム BMF6.0仕様
サイズ:6m×100m
厚 み:10micron (0.01mm)
処 理:片面コロナ処理(塗装面のみ)
荷 姿:1巻/箱
※ミニバン~ハイエースなどの背の高い車に対応。
3M マスキングフィルム 6742
▲3Mから発売されてるワイドタイプのマスキングフィルムです。
価格はボディーマスキングフィルムの方が安いです!
※画像のハイエースはこちらの商品を使ってます。ミニバンや1BOXやハイエースにはこちらのロングタイプのサイズ幅6.09mx76.2m長さを使います。
マスキング実践編
マスキングフィルムを使った車両マスキングのやり方
さぁ!マスキングフィルムを使った実践編です!
この画像の車両は右フロントフェンダーを塗装します。
先ずはじめに右フロントフェンダーのキワのマスキングを済ませておきます。
そしてマスキングフィルムを箱から引っ張り出します。
ビニールが折り重なっていますのでそのまま車両の後ろまで伸ばしていきます。
フィルムのセンターが分かる
その時にフィルムのセンターにPAINT THIS SIDEと表記されているので、それを目安に引き伸ばします。
車両のセンターに付いているエンブレムやルームミラーなどを基準にすると簡単です。
すっぽりとおおう
おおったら折り重なっているビニールを横に広げ車両全体をすっぽりとおおってしまいます。
普通車だとご覧の感じでビニールが余ります。 軽のワンボックスでギリギリです。
塗装する箇所を切り取ります
フィルムを横に広げ被せたら塗装する箇所を切り抜きマスキングテープで塞ぎます。
っと!こんな感じでマスキングが完成!
塗装完了後
参考までに塗装後の画像です。
マスキングは剥がしたらゴミになります。
ビニールは紙に比べ、かさばらずコンパクトになりますのでゴミ捨てのコストも軽減できます。
※ビニール面にコロナ処理加工がしてあります。
ボディーが濡れた状態でマスキングをしてビニールが張り付き高い温度がかかるとボディー面にフィルムの型や痕が付いて取れなくなるので気をつけて下さい。
建築関係の野外での外壁塗装などで塗料が飛散する際にもこういったマスキングフィルムがあれば車をすっぽりとおおう事が出来るので重宝すると思います。
マスキングフィルム1台単価の計算方法
経費節約計算シート!
マスキング車両の全長が約6mとします。
フィルム120m÷車両全長6m=20台のマスキングが可能
マスキングフィルム価格÷20台=1台当たりの車両マスキングフィルム代
「4180円÷20台=209円」
普通車1台単価のマスキングフィルム代は209円です。
※マスキングフィルム価格はこちらを参考にしてます。
マスキングのやり方や経費削減にお役立てください。
【書籍】丸ごとぜんぶマスキング
▲マスキング参考書籍