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株式会社ムラタ 自動車補修塗装用 水溶性コンパウンドALMAシリーズまとめ

2024年11月3日

株式会社ムラタ 自動車補修塗装用 水溶性コンパウンドALMA コンパウンドの概要を詳しくまとめています

小林洋平(こばやし・ようへい/写真右) ムラタ 第2技術部 課長 髙山翔吾

▲この記事の筆者 Y'sボディー小林洋平(写真右)
㈱ムラタ コンパウンド開発 髙山翔吾氏(写真左)

代表 小林
代表 小林
この度、株式会社ムラタ様 コンパウンド開発 髙山氏と繋がらせて頂きました。

現在、コンパウンドの監修や鈑金塗装の現場目線での情報提供、改善点、また今後の開発に関するお手伝いをさせて頂いております。

この記事で鈑金塗装業者様向けにラインナップされているコンパウンドの概要や株式会社ムラタ 水溶性コンパウンドALMAシリーズについてまとめています。

コンパウンドの特徴を理解することで普段の作業の意識レベルが変わり、効率UPや改善点が見つかると思います。

今まで知らなかったコンパウンドの概要や現在あなたが使っているコンパウンドとの比較、今後のコンパウンド選びのお役に立てれば幸いです。

それでは見ていきましょう!

 

プロのためのALMAコンパウンド早わかりガイド

 

【メディア掲載】磨きの匠
自動車鈑金塗装業界誌
月刊ボデーショップレポートBSR

自動車鈑金塗装業界誌 月刊ボディショップレポートBSR 2025年6月号 磨きの匠シリーズ㈱ムラタ Y'sボディー記事

▲BSR P72~P73へ掲載

コンパウンド開発 髙山氏と鈑金塗装職人 Y'sボディー小林とのコラボ記事。

▼こちらの記事はBSR Webから拝見できます。

BSR誌面連動企画『磨きの匠』 FILE #003 Y'sボディー・小林洋平 | BSRweb | 株式会社プロトリオス - PROTO-RIOS INC.
BSR誌面連動企画『磨きの匠』 FILE #003 Y'sボディー・小林洋平 | BSRweb | 株式会社プロトリオス - PROTO-RIOS INC.

自動車補修用の材料、機器、業界動向など最新情報をお届けします.

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水性・水溶性・油性コンパウンドとは?

鈑金塗装業界基準で分類

  • 水性:油分がかなり少ないが入っている
  • 水溶性:水に溶ける
  • 油性:水に溶けない

上記の業界基準には賛否ありますが、※一般的に水性というと、油分を含んでいないのが普通。

要するに水性コンパウンドと呼ばれていても少なからず油分は入っています。

業界で浸透している水性コンパウンドの概念は「今までラインナップされていたコンパウンドよりも油分が少なく配合されているコンパウンド」

鈑金塗装業界で水性コンパウンドが出始めて主流になったのはここ10年くらいの話。

専門的なことを言えば、基本的に各メーカーから販売されているコンパウンドは水溶性タイプのコンパウンドになります。

要するに油分が多いコンパウンドと少ないコンパウンド、この2つが主流だと認識してください。

油性は昔にあったコンパウンド。

 

油分が多い・油分が少ないコンパウンドの特徴や違い

油性が多いコンパウンド

  • 研磨力、肌調整力が強い
  • コンパウンドの伸びが良く長持ちする
  • コンパウンドの粉が出にくい
  • 油が傷を隠しやすい
  • コンパウンドによるが溶剤臭がある
  • ペーパー目が見えず視認性が悪い

油分が少ないコンパウンド

  • 研磨力、肌調整力が弱い
  • コンパウンドの伸びが悪く長持ちしない
  • コンパウンドの粉が出やすい
  • 磨き後の拭き取り作業が容易
  • 臭いが少ない
  • 視認性が良い

各コンパウンドメーカー、油分の配合は様々です。

特に鈑金塗装の現場では塗装後の肌調整やゴミブツのペーパー目消しに使う初期研磨用コンパウンドは油分を多く配合して研磨力を上げているのが一般的です。

ちなみに、溶剤が多く配合されているコンパウンドは塗膜を軟化させ研磨性や研磨力を上げて作業スピードに貢献できる仕組み。

溶剤が多く含まれているコンパウンドで注意することは塗装後間もない塗膜にコンパウンドをずっと付着させていると痕が残ります。

要するにコンパウンドに含まれる溶剤で塗膜を侵している事になります。

 

崩壊型(ほうかい)=粉砕型(ふんさい)コンパウンドとは?

コンパウンドには細かな粒子が入っています。

粗目のコンパウンドを指にとって触ってみると粒子が入っているのが分かります。(粒がザラザラします)

一般的なコンパウンドは粒子が崩壊せず研磨力を維持できる仕組み。

崩壊型(ほうかいがた)=粉砕型(ふんさいがた)と呼ばれるコンパウンドは磨き中に粒子が崩壊して細かくなる事で崩壊しないコンパウンドに比べ仕上がりレンジ幅が広く設定されています。

その反面、崩壊型は磨くにつれて研磨力が落ちます。

崩壊しないコンパウンドに比べ仕上がりは良くなります。

一般的な「崩壊型=粉砕型」コンパウンドは崩壊後に研磨力が落ちるという欠点がありますが、ALMA HCと100Lはアルミナを独自に追究することで崩壊後でも研磨力が持続をするという強みがあります。

 

【公式動画】株式会社ムラタ 自動車補修塗装用 水溶性ALMAコンパウンド

▲概要をYouTubeからご覧いただけます。

 

2026年4月 ボトルデザイン変更のお知らせ

株式会社ムラタ ALMAコンパウンドの新ボトルデザインと変更のお知らせチラシ

※コンパウンド(中身)の変更はございません。

 

ALMAコンパウンドの特徴と強み

  • 特殊粒子配合のノンシリコン・ノンワックスの水溶性コンパウンド(水性に比べ油分は多め)
  • 自動車補修塗装に適した砥石(といし)を自社で開発と設計をしている
  • コンパウンドは少ない量でも磨けるためランニングコスト削減
  • ALMA-HCと100Lは崩壊型=粉砕型コンパウンド(300Lは崩壊型ではない)
  • 崩壊型だが研磨力を持続する独自技術

ALMAコンパウンドシリーズ(HC・100L・300Lの3種類)は独自のアルミナ加工技術により塗装に適した研磨材を配合しており、研磨力と仕上がりを両立。

作業時間の短縮やコスト削減が可能なコンパウンド。

 

「ALMAコンパウンド独自の強み」

自社で砥石(といし)加工を行っており、塗装面に対して相性の良い砥粒(とりゅう)を研究し、コンパウンドを作っている。

くっついている砥粒が初期の研磨力を生み出し、研磨時に徐々に崩壊して独立していき、仕上がり重視となります。

一般的な崩壊型・粉砕型のコンパウンドは崩壊後に研磨力が落ちるという欠点がありますが、ALMAはアルミナを独自に追究することで崩壊後でも研磨力が持続するという強みがあります。

そのおかげで強い研磨力とオーロラが浅く均一な仕上がりの良さがうまれます。

また、シリーズに共通して粉の飛散が少なく、作業時間の短縮を図れるコンパウンドとなっています。

(水性コンパウンドブームだが、研磨力重視層の方がまだまだ多く、背景には水性コンパウンドの研磨力の低さがある。)

 

ALMAコンパウンド研磨レンジ表

株式会社ムラタ コンパウンド使用幅参考表

各コンパウンドのレンジ幅が広いので3ステップの工程を行えば誰でも確実に仕上げる事が出来ます。

また表をご覧になって頂くとレンジ幅が被っているHC⇒300Lの2工程でも仕上げることも出来ます。(100L⇒300Lも可能)

淡彩色やそこまで仕上げ重視でない場合なら100Lのみで初期研磨~仕上げも可能。

 

【参考】各コンパウンド研磨レンジ幅 早見表

各コンパウンドの研磨レンジ幅が広いため 確実に目消しができる これにより初心者でも扱いやすく目消しミスが起こりにくい

▲分かりやすく赤枠を付けてみました。

各コンパウンドのレンジ幅の被り幅が大きいので初心者でも確実な目消しが出来るのがメリットです。

これにより目消しミスが激減します。

ALMA最大の特徴は研磨範囲が広くて磨き直し、磨き戻りがない事

 

【細目】ALMA-HC(エイチシー) 750ml 肌調整・ペーパー目消し

自動車補修用 水溶性コンパウンド ALMA(アルマ)HC 750ml「細目 研磨力 大」

■HC

こんな場合におすすめ

  • とにかく切れが良く!それに加え深い傷が入りにくい初期研磨用コンパウンドをお探しの方!
  • 時短を行いたい
  • 硬質塗膜の磨きに困っている
  • 新車塗膜の頑固なウォータースポット
  • 耐擦傷性クリヤーやセルフリストアリングコートの初期研磨に困っている

持続性が良い油を使っているのでコンパウンドの持ちが良い!

  • ペーパー目除去目安:1500~2000番
  • 少量と塗布で強い研磨力
  • バフ目が浅い
  • 粉飛散が少ない
  • 作業効率向上
  • 耐擦傷性クリヤー対応
  • ノンシリコン・ノンワックス
  • 崩壊型コンパウンド

HC⇒肌調整 ペーパー目消し

崩壊型コンパウンド

一般的な「崩壊型=粉砕型」コンパウンドは崩壊後に研磨力が落ちるという欠点がありますが、ALMA HCはアルミナを独自に追究することで崩壊後でも研磨力が持続するという強みがあります。

研磨力重視で、磨きに時間のかかる硬い塗膜、旧塗膜、食いつきにくい塗膜などでも短時間でペーパー目の除去が可能。

当店では特に硬いと評判なクロマックス 湿気硬化型クリヤーCC6750の初期研磨に使用。(コバックス トレカット2500番が簡単に消えます)

その他にも高硬度クリヤーや耐擦傷性クリヤーの初期研磨にも最適。

崩壊型砥粒でオーロラが均一なため、次工程の時間短縮が可能。

 

HCを使う理由は塗膜が硬くてペーパー目消しが大変、時短したいという方向けに少しでも時間短縮出来るよう開発しております。

HCとウールバフを使う場合、バフが目詰まりした状態で熱をかけて磨き続けると深いバフマークが入ります。

これはHCがコンパウンドを貯め込む特性を持たせているデメリットです。

どのコンパウンドでも同じですがマメなバフの清掃が必須です。

粉の飛散が少なく飛び散った粉も乾燥していて磨き後の清掃が格段に楽というメリットがあります。

 

HCはなぜ!セルフリストアリングコートの初期磨きに有効なのか!?

ヴェルファイア塗装 セルフリストアリングコート 日本ペイントTSクリヤー2を使用

▲ヴェルファイア セルフリストアリングコート 日本ペイントTSクリヤー2を使用

通常塗装とセルフリストアリングコートでは、一般的なコンパウンドではセルフリストアリングコートに対して研磨力が下がる傾向があります。

ただHCのみ、通常塗膜と変わらずに研磨力が発揮できます。

これもコンパウンドのグリップ力があるからこそと考えています。

グリップ力がある事でスリップ性のあるクリアや硬質塗膜に対応出来ているという部分があります。

注意する点はグリップ力があることでポリッシャーとバフの相性によってはバフが暴れます。

この点は初心者や女性には使いづらさを感じるポイント。

コンパウンドの量は少なくても研磨性が良いのでポリッシャーを低回転にして熱の発生を少なくして磨けることも大きな特徴です。

 

【極細目】ALMA-100L 750ml ペーパー目消し・淡色仕上げ

自動車補修用 水溶性コンパウンド ALMA(アルマ)100L 750ml「細目 研磨力 中」

■100L

こんな場合におすすめ

  • ALMA-HCの傷消し
  • 柔らかいクリヤーの初期研磨
  • 柔らかいクリヤーのペーパー目消し
  • 仕上がり重視層
  • 淡色車

磨き傷が目立たないような色は100L一本で仕上げまでOK!

  • ペーパー目除去目安:2000~3000番
  • 伸び良好
  • バフ目が浅い
  • ダブルアクションポリッシャーにも最適
  • 粉飛散が少ない
  • 耐スリコート対応
  • ノンシリコン・ノンワックス
  • 崩壊型コンパウンド

100L⇒ペーパー目消し・淡色仕上げ

崩壊型コンパウンド

一般的な「崩壊型=粉砕型」コンパウンドは粉砕後に研磨力が落ちるという欠点がありますが、ALMA 100LもHC同様にアルミナを独自に追究することで崩壊後でも研磨力が持続するという強みがあります。

クリアの状態を確認しながら磨けるコンパウンド。

こちらも崩壊型の砥粒を使用し、淡色車ではオーロラの少ない仕上がり。

伸び、操作性がよく、使いやすさ重視のコンパウンド

 

高硬度クリヤーと比較して柔らかい軟質クリヤー塗膜表面のペーパー3000番の傷を消そうとした場合、早く終わらせたいとHCで荒削りするよりも3000番の傷に入り込む100Lを使用する方が忠実にその傷が消えていくイメージ。

100Lは肌を見ながらじっくり調整していく方向けです。

同等の研磨力のコンパウンドに比べバフ傷が均一で浅い。

一般的な水性コンパウンドよりも油分が多いので次の工程へ移るときは脱脂してマイクロファイバークロスでよく拭き取りバフマークやペーパー目を確認する必要があります。

 

ALMA100L開発者の想い

100Lは私が鈑金塗装業だったらこうゆうコンパウンドが欲しいな、というのをテーマに開発しました。

HCの開発者も私なのですが、100Lには思い入れが一番あります。

色によっては100Lのみで磨きが終わるという方も多く、凄く楽になったと言ってもらえていて凄く嬉しいです。

そこが強みです。

もちろん求める仕事内容や濃色車のように品質に厳しい場合は100Lよりも細かなコンパウンドでの磨きを推奨します。

100Lはバフにコンパウンドが馴染んで来ると研磨力も高まり、HCほどではありませんがよく切れるという声もあります。

癖がなく使いやすく性能がいいと評価される事が多いです。

NG評価は研磨力が足りないと言う方が一定数いらっしゃるくらいです。

こういった背景でHCを後から開発しました。

 

 

【超微粒子】ALMA-300L 750ml バフ目消し・仕上げ

自動車補修用 水溶性コンパウンド ALMA(アルマ)300L 750ml「極細目・仕上げ 研磨力 小」

■300L

こんな場合におすすめ

  • HC・100Lを使用する方
  • ダブルアクションの手前までシングルで仕上げる方
  • 水性よりも油分が多いコンパウンドで仕上げたい方

 

  • 深いバフ目の除去可能
  • 高光沢
  • 濃色車仕上げに
  • ダブルアクションポリッシャーにも最適
  • 耐擦傷性クリヤー対応
  • ノンシリコン・ノンワックス

300L⇒バフ目消し・仕上げ。

崩壊型コンパウンドではない。

シングルでもスッキリした仕上がりで油分がなくなるまで磨くことでもう一段階上の仕上がりになります。

300LでHCと100Lどちらのオーロラも除去可能。

一般的な水性コンパウンドよりも油分は多め。しっかり脱脂してマイクロファイバークロスで拭き取って確認しましょう

 

【超微粒子】ALMA-IF(アイエフ) 500g 濃色車仕上げ用

株式会社ムラタALMA IF (アルマ アイエフ) 500g 超微粒子 仕上げ用コンパウンド

【カタログ】株式会社ムラタALMA IF (アルマ アイエフ) 500g 超微粒子 仕上げ用コンパウンド
説明文準備中

 

【欧州車ドアモール白サビ用】ALMA MOLD COMPOUND  200g

株式会社ムラタALMA MOLD COMPOUND (アルマモールコンパウンド)200g

【カタログ】株式会社ムラタALMA MOLD COMPOUND (アルマモールコンパウンド)200g

説明文準備中

 

【ガラス用】ALMA GLASS COMPOUND 油膜・ウロコ・古いコーティング剤・微細な傷を除去

株式会社ムラタ ALMA GLASS COMPOUND(アルマガラスコンパウンド)200g 【カタログ】株式会社ムラタ ALMA GLASS COMPOUND(アルマガラスコンパウンド)200g

説明文準備中

 

磨いた後のコンパウンドの脱脂は必須!
なぜ「脱脂」が重要なのか?
真実の仕上がりを確認するために。

今回の記事で「水溶性コンパウンドにも少なからず油分が含まれている」とお伝えしました。

ここで重要になるのが「脱脂(だっし)」の工程です。

「水溶性なら、そのまま拭き取るだけでOK」と思われがちですが、実はそこに大きな落とし穴があります。

 

ポイント

  1. 「隠れキズ」を見逃さないために!
    コンパウンドに含まれる僅かな油分や潤滑成分は、微細なキズを一時的に「埋めて」見えなくさせる性質があります。
    脱脂をせずに「綺麗になった」と判断しても、後で油分が引いた時にキズが浮き出てくる「磨き戻り」の原因になります。
  2. コーティングの密着性を100%引き出すために!
    どんなに高性能なコーティング剤も、下地に僅かでも油分が残っていれば本来の性能を発揮できず、耐久性が著しく落ちてしまいます。
  3. 【プロの現場視点】ペーパー目やバフ目を埋めるリスク!
    特に鈑金塗装の現場において、脱脂不足は致命的です。
    ゴミ取り後のペーパー目(P2000~P3000)や深いバフ目は、コンパウンドの油分が入り込むことで、一時的に「消えたように見えてしまう」ことがあります。
    脱脂をせずに仕上げて納車してしまうと、後日、洗車や経年で油分が抜けた際に、埋まっていたキズがクッキリと浮き上がってきます。

 

⚠️ 鈑金塗装業者向け
磨き以前の絶対条件!
塗膜の「完全硬化」が品質を決める

ここまで「脱脂」の重要性をお伝えしてきましたが、実はプロの現場において、それ以前に守らなければならない鉄則があります。

それは、「塗膜を芯までしっかりと硬化させてから磨く」ということです。

どれほど優れたコンパウンドを使い、完璧に脱脂を行ったとしても、この前提が崩れていると「磨き戻り」は防げません。

  • なぜ硬化不足だとダメなのか?
    塗膜の硬化が不十分で軟らかい状態だと、磨いた直後は摩擦熱やコンパウンドの成分によってキズが伏せられ、平滑に見えてしまいます。
    しかし、納車後に時間が経ち、塗膜の乾燥・硬化(肉痩せ)が進むと、消したはずのペーパー目やバフ目が「キズの跡」として再びクッキリと浮き上がってきます。
  • 納車後のクレームをゼロにするために
    「磨いた時は綺麗だったのに、数日後にキズが見えてきた」というトラブルの多くは、この硬化不足が原因です。
    適切な乾燥時間と温度管理(赤外線乾燥など)
    塗膜が「締まった」状態での正確な研磨 この2つが揃って初めて脱脂確認が「真実の仕上がり」を証明してくれるのです。

「急がば回れ」

しっかりと硬化した強い塗膜を、正しい工程で磨き上げる。

これが鈑金塗装のプロとして、お客様に長期的な美しさを提供するための唯一の道です。

 

コンパウンドオフAL(コンパウンド特化型脱脂剤)

コンパウンドオフAL 450ml 環境対応型水性クリーナー

株式会社ムラタ コンパウンドオフAL 450mlスプレーボトル ノンアルコール脱脂剤

そこで活躍するのが、コンパウンドの脱脂に特化した「コンパウンドオフAL」

プロの現場主義で開発された「コンパウンドオフAL」は、こうしたリスクを排除するための必須アイテムです。

参考

  • 「隠蔽(いんぺい)」を完全にリセット !
    独自の洗浄成分が油分を浮かせて除去。今、本当にキズが消えているかという「真実の仕上がり」をその場で確認できます。
  • 塗膜への優しさと作業性の両立!
    ノンアルコール・非危険物のため、塗りたてのデリケートなクリヤーを傷める心配がありません。軽い力でムラなく拭き取れ、作業効率が上がります。
  • 帯電防止効果でホコリを遮断!
    静電気を抑えるため、磨き後のチェックやコーティング工程でホコリの吸着を防ぎます。

「磨き」のクオリティは「脱脂」の質で決まる。

コンパウンド磨き後の脱脂は必須です。

コンパウンドオフALで確認・仕上げる。

この工程が、手直しゼロの完璧な仕事への近道です。

 

【カタログ】コンパウンドオフAL

 

コンパウンドオフAL 製品紹介動画

 

特徴

  • ノンアルコールで人体や環境に優しく安全
  • 油、汚れを浮かせて完全除去
  • 軽い力でムラなくスムーズに拭き取り
  • 帯電防止/無臭
  • 非危険物/非引火性

 

用途

  • コンパウンド脱脂によるペーパー目、傷の確認
  • 塗装前、コーティング前の脱脂
  • 焼き付いたコンパウンドの除去
  • バフのメンテナンス
  • 窓ガラスのクリーニング
  • 新車保護シート剥離後の糊落とし
  • 内装クリーニング
  • 虫死骸の除去 etc.

 

『IPA・コンパウンドオフ・水性シリコンオフとの比較レビュー』

  • IPA(イソプロピルアルコール)⇒揮発性が高く、場合によっては痕が残る。アルコール臭が苦手な人もいる。
  • コンパウンドオフ⇒アルコールや溶剤が入っていないので安心感がある。帯電防止効果も有り。揮発性は水性シリコンオフなみに遅い。無臭で体にやさしい。水性シリコンオフと比較しても脱脂力は劣っておらずしっかりとコンパウンドを除去出来る。塗膜に対する攻撃性がほぼ無いのでこの中で一番安心して使える。
  • 水性シリコンオフ⇒この中では一番脱脂力が高い。とはいえ、通常のシリコンオフに比べると弱い。塗装直後に磨く場合、クリヤーの締りが悪いと少し心配な場合がある。とはいえ、水性シリコンオフもコンパウンドの拭き取りにはかなり使える印象。

 

【動画】BSR誌面連動企画『磨きの匠』
FILE#3 Y'sボディー・小林洋平

▲自動車鈑金塗装業界誌 BSR公式動画

『磨きの匠』という企画で撮影して頂いた動画になります。

 

【ショート動画】ALMA-HCから300Lの2種類で磨き

▲当店のYouTubeチャンネルショート動画

ALMA-HCから300Lの2種類で磨き。

 

寒冷地でのコンパウンドの保管方法と理由

  • 工場内が氷点下になる場合、コンパウンドが凍結する恐れがある。
  • 凍結すると乳化が崩れてしまい、分離してしまう。
  • 容器を振ることで見た目は元に戻るが、性能が劣化。
  • 使えないことはないが、研磨力の低下や仕上がり性能の低下などがある。

ALMAコンパウンドはマイナス3℃から凍結が始まります。

寒冷地では氷点下にならない場所に保管したり対策をしましょう。

 

まとめ

今まで詳しい特徴などを知らずに使っていたコンパウンド。

今回、コンパウンドの開発者と繋がらせて頂き基本的な情報をインプットさせて頂くことが出来ました。

今後も開発目線でのネットには無い情報や鈑金塗装の現場目線の情報をミックスして、よりわかり易く読者様にご提供できるように努めて参ります。

この記事は不定期にアップデートを行っていきます。

あなたのお役に立てると思えばブックマークしてご活用ください。

いつもありがとうございます。

I LOVE 鈑金塗装 代表小林

-塗装関連, コーティング,磨き