普通のハンマーはヘッドと柄(え)の部分が組み合わさった構造ですがKTCコンポーネントハンマーはウレタン樹脂で一体構造!
またヘッド内部には小さな鉛玉が沢山入っていて打撃に対して跳ね返りが無いのででショックレスハンマーや無反動ハンマーとも呼ばれています。
KTCコンポーネントハンマー
▲ヘッドにはComponent(コンポーネント)
コンポーネントの意味を調べてみると「機械を構成する部品」「構成要素」「車両構成部品としてのユニット(組立て品)または部品」との情報が出てきました。
ん~~理解するのが難しいです・・・(汗)
ようするに「ウレタン樹脂で一体型になったハンマー」このようにとらえることができます。
あまり難しい名称にしないで分かりやすい名前やキャッチフレーズを使ったほうが知名度が上がり売れると思うのは僕だけでしょうか?
そんな事はさておき続きを見てきましょう!
ハンマーヘッド部分
▲良質なウレタン樹脂を使っているので劣化に強い。
安物のショックレスハンマーを使っていた時期もありましたがヘッドが曲がったり年月が経つにつれてゴムがカチカチになってあまり使えなくなりました。
KTCコンポーネントハンマーは安物に比べ価格は高いですがプロの現場で使うので良いものを長く使うことが経費削減や品質工場につながります。
打撃面
▲普段は車の内板骨格などの修理に使っています。
▲鉄板の角や鋭利な箇所を叩くと表面にキズがつきますが破れたり壊れたりはしてません。
【動画】実際に叩いてみました
▲修理中の車の交換するクロスメンバーを叩いてみました
▲僕が撮影した24秒の動画です。
撮りながら叩いているので不器用ですが雰囲気だけでもお伝えできれば幸いです。
まとめ
KTCコンポーネントハンマーは価格が高いですがそれと引き換えに作りがしっかりしています。
安物のショックレスハンマーだと使っているうちにヘッドが曲がったりしますがKTCコンポーネントハンマーはヘッドの軸の部分に鉄芯が入っているのでその心配もありません。
また上質なウレタン樹脂なので劣化も少なく一体型構造型ですのでヘッドと柄が壊れる心配もありません。
車の鈑金塗装をしていると対象物に対してあまりキズを付けたくないときが多々あるのでそんなときには重宝しているハンマーです。