自動車補修で最後のフィニッシュに使うクリヤー塗装専用に作られたスプレーガンのご紹介です。
サイドカップタイプの国産メーカーも多数あり迷っている方もいらっしゃると思いますがそんな時は先ずアネスト岩田Kiwami(極み)を手にとって見ることをおすすめします。
アネスト岩田のスプレーガンを長年使ってきた僕の感想は、性能、精度、使用感、耐久性は平均以上を上回ります。
これらのスペックが証明するように何よりも塗装をしていて安心感、安定感があります。
それでは極みクリヤー用スプレーガンのレビューを見ていきましょう!
Kiwami クリヤー塗装用
型式 | KIWAMI-1-14B8 |
ノズル口径φ㎜ | 1.4 |
吹付空気圧力Mpa | 0.20 |
空気使用量L/min | 230 |
塗料噴出量ml/min | 200 |
パタン開き㎜ | 275 |
空気キャップ形式 | B8 |
吹付距離㎜ | 200 |
質量g | 290 |
旧モデルに比べ各部がバージョンUPしています。
詳しい内容は新しくなったこちらのKiwamiホームページをご覧ください。
▲人間工学デザインなので握りやすいです。
▲スプレーガン本体にclear(クリヤー)の印字があるので便利。
【重要】スプレーガンのセッティングデーター
- パターン幅:全開から1/4戻し(狭い対象物の場合は更に戻す)
- 吐出量:全閉から3回転開け、小範囲は2回転半
- 手元圧力:0.2Mpa~0.15Mpaで調整
- スプレー距離:約15cm(自分では対象物から近い感覚で塗装しています)
- スプレーガン運行スピード:各環境に合わせる
【動画】スプレーパターン幅や使用感
▲スプレーパターンや使用感の参考動画です。
当店で使用しているクリヤーはクロマックスセンタリ
▲メインはクロマックスのこちらのクリヤーを使っています。
- 680S
- G2-4700S
- G2-4500S
外資系ハイソリッドクリヤーでも問題なく塗装できています。
実際の塗装風景
▲フェンダーパネル、2コートソリッド塗装。
▲同じく2コートソリッド。広範囲にも対応出来ます。
▲バンパー塗装
【動画】極みスプレーガンを使ったクリヤー塗装
▲ZVW30プリウスのフロントバンパーです。
仕上げのクリヤー塗装を行っている動画です。
使用クリヤー:クロマックスG2-4700S
【スプレーガンセッティング】
- パターン:全開から1/4締め
- 排出量:全閉から3回転開け
- 手元調整圧:0.15~0.2Mpa
スプレーガン:アネスト岩田KIWAMI-1-14B8
「セッティングデーター」
- パターン:全開から1/4締め
- 吐出量:全閉から2回転半開け
- 手元調整圧:0.15~0.20Mpa
- 使用クリヤー: クロマックス680S 3:1
まとめ
当店は使用環境によりコンプレッサーの圧が下がるときがありますがその場合でも安定した微粒化を保ち安定感があります。
また霧が大変細かく上手く塗装できれば塗装肌が立ちすぎずよく寝てくれます。(自然な肌の平滑感)
そして今までデビルビスのクリヤー用スプレーガンを使っていましたが吐出量が多いせいかクリヤーがフチ溜まりになる事が多く有りました。
極みにしてからこのようなフチ溜まりは回避出来ています。
ん~~良いね~~♪
塗装が楽しくなったよ♪
参考になれば幸いです。
▲通常は本体とカップは別売りですがセット販売もあります。
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