冬場の寒い時期は塗料が硬くなりスプレーガンから気持ちの良いベストな排出ができなくなります。
原因は塗料の温度が低くなり粘度が上がり硬くなるから。
塗料は温めて使ったほうが伸びが良いのはご存知のはず!
特に外資系ハイソリッドクリヤーは硬いので温めて使う事が必須です。
そんな時、塗料を温めて使う方法として
- 事務所など暖かい室内で温める
- バケツにお湯をため湯せんする
- 遠赤外線ヒーターで温める
- ペイントウォーマーで温める
これらの方法でも温まるのですが僕が行っている便利な方法が「保温庫」で温めることです。
実はこれ「冷温庫」なので夏場は5℃の設定で冷やすこともできます。
設定温度は5~60℃
それでは保温庫について見ていきましょう!
保温庫のメリット
- スイッチを押すだけで温めを行う事が出来るので超簡単
- 設定温度で保温が出来る(5~60℃)
保温庫のデメリット
- 保温庫の収納サイズよりも大きな容器が入らない。
- 保温庫の場所を取る
僕の使い方!クリヤー塗装編!
- クリヤーは事前に保温庫で温めておく
- クリヤーを作る
- シンナーや硬化剤を混ぜるので最初の温度よりも下がる
- なので最終的な温度調整はペイントウォーマーで行う
- クリヤーの温度は放射温度計で測る
- クリヤーが23℃くらいを目安に塗装開始!
まとめ
寒い時期は「保温庫」として使いますが夏場に5℃の設定まで冷やすこともできる「冷温庫」
僕は冷やすよりも温める「保温庫」として使っています。
クリヤー以外にもシーリングやUVパテを温めるときにも重宝しています。
僕の地域は寒冷地なので必須の保温庫!
いつも冷えた状態でクリヤー塗装をしているなら一度温めてクリヤー塗装してみてください!
劇的に塗装品質が向上します!
参考になれば幸いです。
僕が使っている保温庫
▲リサーチした結果、この製品が1番コスパが良いです!
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