鈑金塗装の現場で、車のバンパー、ドアパネル、フェンダーパネルなど、塗装をするときにパーツを掛けるときに便利な伸縮式(しんしゅくしき)パネルフィットスタンドの紹介です。
取り扱いメーカーはCJ・LIGHT㈱
こちらのスタンド以外にもKAIZENシリーズ(かいぜん)として数々のラインナップがございます。
この記事ではKAIZENシリーズの中でも最も人気がある、伸縮式パネルフィットスタンドについて詳しく説明しています。
それでは見ていきましょう!
【特徴】伸縮式パネルフィットスタンドCJ-010024
▲このように伸縮するので使わないときには大きなスタンドに比べ邪魔になりません。
※耐荷重は40kg
▲広げるとこんな感じ。
▲固定する場合は伸縮式がズレないように手で締め込んで使います。
ただし重量があるパネルをセットした場合の移動は、ねじれが発生して不安定になるのがデメリットです。
▲アーム先端のフックは細いので狭い穴にも対応できて便利です。
アンカーボルト式になっているのでフックを強く回せば回転します。
デメリットはフックが細いので重いパネルを掛けるときには注意が必要です。
このデメリットを改善させるために、今後はバージョンアップされ、2本のみアーム先端フックが溶接されたものが発売されます。
▲アームを支えるアタッチメント。
アームは角パイプ、支柱は丸パイプです。
パネルを掛けたときの重みの力を利用してアームが下がりにくくなる仕組みです。
そのためネジ式のロックは補助程度の締付けでOK。
▲キャスターは4個、自在キャスターでロック機能付きです。(自由にくるくる動く)
塗装ブース内のグレーチングに引っかかりにくいように大きめのキャスターを使用。
【使用事例】伸縮式パネルフィットスタンドCJ-010024
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▲「伸縮式パネルフィットスタンド」セッティング事例集10選。
ドアパネル
フロントバンパー
フェンダーパネル
まとめ
このように伸縮機能や、細いフックを利用して今まで塗装スタンドへセッティングするのに不向きだったパネル類にも対応できます。
個人的には今まで使っていたスタンドに比べフロントバンパーのセッティングがとても楽になりました。
この他にも沢山の使い方があると思います。
あなたの塗装スタイルに合わせて使ってみてください。
参考になれば幸いです☺