長野県の涼しい夏はどこへ行ったのか!?毎年猛暑が続く長野県の夏!いや!全国の夏!
今年こそはスポットクーラーを導入しようと試みていましたが当店に来る営業さんが冷風機をすすめてくれましたので購入してみました。
結論を言えば購入して正解!
購入した冷風機は自動車機械工具の専門商社 株式会社サンコーさんから発売されている「ECO冷風機 35EXN」です。(中型タイプ)
それでは冷風機の特徴と僕が実際に使った感想を見ていきましょう!
冷風機の特徴
燃料は水道水!
▲燃料は水(水道水)です。エコですね~☺
タンク内の水をポンプで吸い上げ冷却パッド(冷却用紙フィルター)に水が注がれます。
外気の温かい空気が冷却パッドを通りファンから出る風が空気と接触して蒸発することで冷気になる仕組みです。
よく水がミスト状になってそこに風が吹くと涼しくなりますよね?簡単に言うとその原理です。
噴き出し口温度が室外で約-10℃、室内で約-5℃下がる!
▲冷風の元となる燃料はご覧の蓋を開け水道水をタンク内へ入れるだけ。
噴き出し口温度が
- 室外⇒約-10℃
- 室内⇒約-5℃
下がる。
※氷を入れタンク内の水温が下がれば下がるほど冷風は冷えます!
スポットクーラーはず~~っと浴びていると体が痛くなりますがそれに比べ冷風機は体に優しい風であなたを包み込みます。
電気代が工場扇並みに安い!
▲当店で使っている「ナカトミ45cm工場扇 45cm OPF-45S」と「サンコーECO冷風機 35EXN」の消費電力を比較です。
▲当店使用!ナカトミ45cm工場扇 45cm OPF-45S
▲当店使用!中型タイプ サンコーECO冷風機 35EXN
工場扇と冷風機では価格の違いは歴然(汗)
▲消費電力 111/124W
▲消費電力190W
どちらも風量調整が小・中・大が有りますがカタログ表記上工場扇よりも冷風機の消費電力が多少高いくらいです。
スポットクーラーと比べ消費電力80%以上カット!
▲スポットクーラーと比べるとかなりの電気代が節約になります。
スポットクーラーは背面から排熱温風が出るが冷風機は一切出ない!
▲冷風機の背面は吸気する役割ですのでそもそも排熱する機能が有りません。
スポットクーラーは背面から排熱が出るので排熱ダクトを外へ逃したり締め切った場所では逆に室温が高くなります。
キャスター付きで移動が楽ちん!
▲キャスター付きなので好きな場所へ移動させて使うことができます。
僕は作業する場所へ移動させながら使っています。
ただしキャスターがやや小さめなのでグレーチングや溝にハマりやすいので注意しましょう!
オール樹脂製で軽いので持ち運びもできる!
▲タンク内の水が空の場合、本体重量が約20kgと軽いので大人1人でも簡単に持ち上げることができます。
ハイエースのような車に積み込んで各地への持ち運びも可能です。
音が工場扇よりも静か!
▲当店で使っているナカトミ45cm工場扇 45cm OPF-45Sの騒音値が63/66db
▲それに対しサンコーECO冷風機 35EXNの騒音値は55db
※なんと!工場扇よりも冷風機の方が静かなんです!
僕が実際に車の修理工場内で使ってみた感想
軽いし移動も楽なので作業する場所へ移動させ作業者に向けて使っています。
スポットクーラーのように体の一部分が冷えすぎて痛くなったりすることが無いので長時間使用しても体に優しいです。
燃料は水道水を使っていますが水温が低ければ低いほど冷風になるので暑さが厳しいときには氷を大量に入れて使ったりもします。オススメ!
燃費に関しては風量の小・中・大によって変わりますが、朝一番で満タン40L入れて午後にもう1回くらい入れる感じです。
丸1日はもちません。
水を入れるのが面倒くさい場合は水道のホースを常時つなげる機能も付いていますが移動させにくくなるので僕は水をタンクに補給しながら使用しています。
冷え具合ですが35℃前後にもなるとさすがに冷風機の冷風では外気温が高いため冷えると言うより、ちょっと涼しい風が出ている感覚です。
それでも工場扇の熱風を浴びているより全然マシです。
逆に快適に感じられる外気温は約30℃くらいからです。
それと冷却効果が発揮されない場合もあります。
それは湿度が高い日です。水による気化熱を利用しているため湿度が高い日には効果を発揮しません。
また注意したい点はタンク内の水は数日間放置しておくと水槽の水のように臭いが発生するのでタンク内の水はマメに抜く必要があります。
臭い水がフィルターを通ると冷風が臭くなるのでフィルターを清掃する必要があります。(僕は今まで臭くしてしまったことはありません)
あと冷風機は湿度が高くなるので湿度を嫌う時は気をつけて使ってください。
僕の場合、職業柄、むき出しの鉄板を扱うため湿度が高いと錆の原因にもなるのでそういった場合は冷風機を直接鉄板へ当てたりすることは避けています。
とはいえ、冷風出口のフィン部分や対象物に水滴が付いたりすることはありません。
いずれにせよ毎年猛暑になるので冷房装置を導入することは仕事へのパフォーマンス向上と自身の体調管理には必須です。
スポットクーラーも良い冷房装置ですが冷風機もおすすめです。
購入するなら比較してご検討ください。
実は夏場の筋トレに使いたくて購入したのも1つの理由です!
朝のトレーニングジム風鈑金塗装研究室😄
今日は胸の日💪
インクライン、ノーマル、ディップス pic.twitter.com/cDw687EfHk
— 代表小林@自動車鈑金塗装 技術継承 (@body_ys) August 13, 2019
▲冷風機は筋トレにも最高です!
室内が30℃を超すと僕の場合筋トレのパフォーマンスが激落ちします・・・(汗)
冷風機のおかげで30℃でも快適に筋トレが可能となりました。
サンコー冷風機は50Hzと60Hz仕様があるので購入の際は注意してください!
注意ポイント
お使いの地域の周波数に合わせ50Hzと60Hzがありますのでお間違えなく!
サンコーホームページ・ECO冷風機カタログPDF
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▲大型タイプ ECO冷風機 70EXN(大型工場向け)