当店ではヘッドライトの曇りや黄ばみを綺麗にするヘッドライトコーティングの施工も行っています。
こちらのエスティマは2018年6月19日に当店でイサム レンズリフォーマー2を施工させていただきました。
▼その時の記事がこちら
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トヨタ ACR50 エスティマ ヘッドライトの曇り取り
▼こちらの修理の続きです。 バンパーとバックドアスポイラー修理の次はヘッドライトの曇り取りです。 昔のヘッドライトはレンズがガラスでした。 最近の車はポリカーボネート樹脂です。(プラスチック) そのポ ...
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それから約1年後、お客様から「ヘッドライトのコーティングが剥がれてきた」とのお電話をいただきクレーム対応をさせてもらうことになりました。
この事をSNSでUPしたら多数の同業者さんから同じ事例が起きているとコメントをもらいました。
今回の件はイサム レンズリフォーマー2が悪いわけではなく、他の施工店では1年以上経っても平気との声もいただいているので、もしかしたら当店の施工方法工程に不備があったのかもしれません。
劣化するのは仕方有りませんがコーティング膜が「ペリペリ」と剥がれてくるので、これは誰でも気になります。
これはメーカーさんの責任ではなく施工した当店の責任ですのでクレーム対応で再リペアいたしました。
ここで再リペアも同じ物を使っても同じ結果になると予測できるので今後は「ラストホープ製UV硬化型ヘッドライトコーティングRX-3240」に切り替えました。
▼UVヘッドライトコーティングの記事はこちら
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ヘッドライトの黄ばみ取りにUV硬化ヘッドライトコーティングRX-3240
当店では「イサム レンズリフォーマー2」というメーカーのヘッドライトの曇り取りのコーティングを施工していました。 施工後の仕上がりは申し分なかったです。(1年程度の耐久性を求めるのなら素晴らしい商品で ...
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それでは再施工のビフォー・アフターを見ていきましょう!
イサム レンズリフォーマー2の剥がれ方
▲2019年9月1日に再入庫となりました。
▲ご覧のように太陽の紫外線を浴びやすいヘッドライト上部からコーティング膜が剥がれています。
▲反対側のヘッドライトも同様に。
▲ペリペリと剥がれたコーティング膜です。
再施工開始
▲以前はヘッドライトをボディーに取り付けたままでしたが今回はキワの部分から丁寧に処理するのでヘッドライトは取り外して施工いたします。
コーティング前の下地処理
▲同業者さんへ参考までに、こちらのヘッドライトは最終番手が#3000番です。
以前はコンパウンド磨きまで行っていましたが足付け効果も密着に関係する考えから#3000番⇒コーティングになります。
コンパウンド磨きでも#3000番でも施工後の透明度は肉眼では、ほとんど差が分かりません。
ラストホープ社製UV硬化ヘッドライトコーティングRX-3240を施工
▲完成です。
まとめ
こちらの耐久性は約3年とお聞きしています。
ただしどんな製品も使用環境によって耐久性は変わります。
メーカーさんも一言で何年耐久と、うたうことは極めて難しいと判断できるので取扱マニュアル等には耐久性は記載されていません。
最後に以下が今回施工させていただいたヘッドライトコーティングの概要になります。
【UV硬化ヘッドライトコーティングRX-3240】
国内自動車メーカーによる試験をパスし、純正同等以上のコーティング剤と認められました!
弊社開発のコーティング剤は、耐摩耗性、耐薬品性、耐紫外線性に優れています。
紫外線吸収剤の量も市販品の倍以上含有、またシリコーンやナノシリカを配合させたことにより、剥離しにくい構造になっています。
また前照灯用途に対する国連ヨーロッパ経済委員会(ECE)、米国の自動車部品の登録機関であるAMECAの基準にも準拠しており、安全性への配慮もしております。