車のキズヘコミ修理で1番多いのが左カーブでの内輪差でぶつけてしまう左タイヤの前辺りです。
今回修理させて頂く箇所は左後ろのタイヤの前です。左の後ろドアにはキズが無くタイヤハウス部分のパネルのみのヘコミ修理になります。
予算はかけたくないのと錆が出る前に修理したいのとキズが目立たなくなればとのご相談をお聞きしましたのでメリット・デメリットをご説明し価格を抑える修理方法をご提案させていただきました。
あとで説明しますがこのデメリットの部分が気にならなければ通常修理よりも価格をおさえられます。これがメリットです。
それでは簡単に修理工程を見て行きましょう!
入庫率No.1左の内輪差による巻き込み
幸いにも左後ろのドアにはキズがありませんでした。
この部分のヘコミを鈑金修理していきます。
鈑金修理後
厚くパテ盛りをすると後々トラブルの原因になるのと、このくらいのヘコミはしっかりと鈑金したほうが作業スピードが早いのでちゃんと元の位置まで鉄板を復元させます。
その後細かなヒズミをパテを使い成形していきます。
そしてその後の修理工程をこなして・・・
塗装して完成!
今回こちらのヘコミ部分のパネルのみを最小限の範囲で塗装をしています。
となりのドアと色を比べて見てください。
若干違うのが分かりますか?
この色の違いがデメリットです。
また塗装は最小限の範囲でおさめていますのでボカシ目といわれる塗装の境界線が太陽の光の角度によってモヤモヤと現れます。
このボカシ目が分かるのもデメリットになります。
しかしこのデメリットはよく見なければ分からないので素人目ではあまり気にならないと感じます。
しっかり修理するとなると後ろのドアまでボカシ塗装をすることになり修理金額もUPしてしまいます。
当店では修理方法のメリット・デメリットをお話させていただき修理方法を選ぶことができます。
無駄な出費をおさえ納得行く修理をご提案いたします!