過去に修理させていただいた画像が沢山ありますので徐々にこちらのブログでもUPしていくシリーズです。
旧Y'sボディーブログから引っ張り出してきた鈑金修理ビフォーアフターをお届けしてます。
今回は僕の鈑金人生の中でも転機となった修理をご紹介します。
それではレッツゴー!
▼Vol.2を見たいならこちらです
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車のへこみを板金修理!ビフォーアフター画像集!Vol.2
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【スバル】レガシィ
2009年3月に鈑金したレガシィです。
この位の年でモデルチェンジしたかもしれませんが当時はこのレガシィが新しい型だったと記憶しています。
高張力鋼板やアルミパネルが外板パネルに多く使われるようになった時代でもあります。
同業者の中では「高張力鋼板は叩けない」と言われていました。
左のリヤフェンダーのへこみですね~
広範囲の鈑金です。
深い塑性変形はありませんが鉄板が伸びています。
内張り(トリム)を取り外し裏からアクセスしやすい状態にして鈑金作業に取り掛かります。
リヤフェンダー下部のダクト(ベント)から手が入り鈑金がやりやすかったです。
鈑金後
このレガシィは武田自動車さんの掲示板で「直接指導の成果」として掲載された画像です。
掲示板のず~~~っと前に掲載されています(2009年3月頃)
僕の鈑金人生の中でも思い出が1番深い鈑金仕事でもあります・・・
また武田さんからいただいたコメントもありますので完成画像の所で書かせてもらってます。
では続きをどうぞ・・・
下地作り(パテ~サフェーサー)
今までの僕の技量だとこの位のヘコミの場合「鈑金パテ」⇒「中間パテ」⇒「ポリパテ」の工程でした。
武田さんの講習を受けてから鈑金の精度が上がりましたのでポリステルパテ2回でサフェーサー工程に行けました。
僕にとっては1つ殻を破った瞬間でもあります。
※今だったら「プライマー」⇒「ポリパテもしくは中間パテ」⇒「スプレーパテ」ですね。
サフェーサーを塗装しました。
完成!
完成です。
洗車前ですので修理した箇所以外は汚れています。
ではここから武田自動車さんの掲示板でご紹介していただいた画像と文章を引用させていただきます。
また当時のブログにいただいたコメントも掲載しています。
直接指導の成果
こちらが武田自動車さん掲示板で掲載された画像です。
▼旧Y'sボディーブログ(ヤフーブログ)からのコメントです。
この画像が掲載されたことで講習のお問い合わせが急増したと武田さんからお聞きしてます。
まとめ
いや~~自分でブログ書いてるとは言え懐かしいですね~~(^ν^)
今だったらこうやってもっと綺麗にに直せるなぁ~と思う箇所だらけですが当時のレベルですからそれが自分の精一杯でした。
そんなきっかけをつくってくれたのは武田さんですが当時は武田自動車さんの掲示板を全国各地の職人さんが見ていて盛り上がっていました。
講習を受けにくる方たちも質の良い人が沢山いたともお聞きしてます。
講習を受けた後に講習生が鈑金画像を武田さんに送り掲示板で紹介してもらうシステムがとてもうけていました。
そして次から次へと講習生のレベルの高い画像がUPされるたびに掲示板に釘付けになっていた自分がいました。
武田さんが講習生の画像をUPするのと同時にコメントもいただけるのでそれが楽しみで仕方がなかったです。
自分も講習を受けたので早く画像を送ってコメントをもらいたい!
そんな気持ちが高ぶっていたのを今でも鮮明に覚えています。
ちなみに僕は武田さんが書く「一流の板金」のコメントにあこがれていました(笑)
また当時の掲示板に集まる人達はみんな同じ方向を向いていて掲示板に掲載されていくコメントも見ていて気持ちが良いものでした。
現在は誰もがインターネットを使う時代になりスマホでどこからでも検索や投稿ができます。
- ありとあらゆる情報が手に入り良いこと言えば「良いとこどり」ができます。
- 悪いことを言えば「情報過多で何を信じていいのか分からずぶれやすい」
こんな事を思います。⇒昔に比べ中途半端な人が増えた気がします・・・
結果的に昔からポリシーを持って何かに取り組んでいる人はブレてませんしまた時代に合わせてアップデートもしています。
そんな人がその分野で最強なんですね・・・
自分もそうなりたいと思いやってます。
PS:昔の講習生さんたちがまた武田さんの掲示板に修理画像を送って盛り上がったらスゴイ事になるんだろうなぁ~
ん~~想像しただけでも武者震いがします・・・
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車のへこみを板金修理!ビフォーアフター画像集!Vol.4
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